spoken!

2011年11月07日(月)

「好きこそものの上手なれ」

紆余曲折を経て、約2年ぶりにスポーツ部に復帰することになりました。やっぱり、良いですね、スポーツって!!なんと言っても、熱い!!
取材する選手は皆、その競技に賭ける一本筋の通った人ばかり。取材している自分と重ね合わせて、自分自身を見直すことは、よくあります。というか、毎回…(笑)
アスリートを取材する中で、共通して感じること、それは「ポジティブ」。取材は決して、アスリートが成功を収めたときだけでなく、苦難の時も行います。取材されるのも嫌な時もあると思います。でも、そんな時も出てくる言葉は、前向きな言葉。なぜ、そんな考え方ができるのか?その理由は、ものすごく単純でした。それは…その競技が「好き」だから。
「好き」だから熱中できる、「好き」だから諦めない。その感覚、皆さんも分かりますよね?

自分に置き換えると、僕も純粋にスポーツでの仕事が「好き」なんです。辛いこともあります。眠たいときもあります(笑)でも、それ以上に熱くなれる、このスポーツの仕事にやりがいを感じています。熱くなれるからこそ、ヘコんだ時も「ポジティブ」になれます。

「好きこそものの上手なれ」僕も2年のブランクを取り戻すべく、これから「ポジティブ」に、「好き」なこの仕事、頑張っていきたいと思います!!

2011年11月01日(火)

ドラゴンズ強さの秘密

今シーズンのセリーグペナントレースはドラゴンズが最大10ゲーム差からの逆転優勝
球団史上初となるリーグ連覇で幕を閉じた。
近年まれにみる強さを誇っているドラゴンズ。

なぜドラゴンズがここまで強くなったのか?
落合監督の戦略はもちろん、選手個々の能力が上げられるが
それ以外にもう一つ・・・
チーム独自の選手補強に、ドラゴンズ強さの秘密が隠されていたご存知だろうか

分岐点となったのが・・・
今から15年前の1996年ナゴヤ球場最後の年、この年を境にホームグラウンドを
ナゴヤドームへ移すことが決まっていた。
ナゴヤ球場より圧倒的に広くなるグラウンド、これがドラゴンズのチーム作りに最も影響を及ぼしたという

そこで当時ドラゴンズが求めたものが守備力
広くなったグラウンドでは守れなければ勝てないと考え
守備能力の高い選手を集めることを決めた

事実、ナゴヤドーム元年の1997年、前年ナゴヤ球場で首位争いをしたチームが、
翌年ドームに変わり、まさかの最下位
これにより守備能力の高い選手を集めることが、より明確なものとなったそうだ

そして今シーズン、ドラゴンズは優勝するも6球団の中で総得点が最も少ない
一方、失点はというとリーグ最小、2位のヤクルトに100点近く差をつけている

この結果が示すように、守備力強化という一つの指針のもと、長きに渡る戦力補強もまたドラゴンズを強豪へと成長させていた一つの要因だと思う