緊急事態宣言、飲食店で対応分かれる 県またぎ通勤者は「静岡で食事して帰ろうかと」 愛知

2021年5月13日 17:59
 緊急事態宣言が始まった愛知県、休業を選ぶ店が多い中で営業を続ける店もありました。愛知県内各地を取材しました。
名古屋市の繁華街では午後8時に閉店も中には営業続けるお店も
 緊急事態宣言初日、名古屋の栄は、営業を終了して中には休業している店もあります。午後8時以降は、人通りが少なく、自粛ムードに包まれていました。

Q時短要請に従いますか?

A「もちろん午後8時には店を終わらせる」(居酒屋の店員)

 酒を提供しない飲食店には、午後8時までの時短営業を、提供する飲食店には休業が要請されます。栄の通りにある多くの店が、休業を選択していました。

 街で話を聞きました。

「どこもやってないのでコンビニで買う」「家でしんみり飲むしかない」(20代の会社員)

「食事がいつも遅めなので不便でも仕方ない」「テイクアウトで買おうかなと」(40代会社員)

「仕事の影響が大きい」「契約した後とかに「ちょっと飲みに行こうよ」ということができない」「そういうのがなくなっている分、つながりが若干薄くなっている」(20代会社員)

 一方、名古屋駅周辺では。

 午後8時には多くの店が要請に応じ営業を終える様子が見られたほか、休業している店もありました。

 すでに閉店している店もある一方で、まだ明かりがともっている店も見受けられました。店内では複数の客が食事をしていました。

 3度目となる緊急事態宣言。店によって対応が分かれているようです。
 

居酒屋百万石(愛知県豊橋市 12日)

出張のビジネスマンで賑わってきた豊橋市でも暗い駅前
 豊橋駅の近くで営業を続ける「居酒屋百万石」は、地元にも、出張で訪れたビジネスマンに愛され続けてきました。

「酒も出せんし、きょう何もないす」(店員)

「また来ます」(来店した客)

 12日から、酒の提供をやめて、午後8時までの営業に切り替えました。

「駅のそばでビジネスホテルもあるので、食事はできるように、うな丼はやっていこうと思う」「売上はないが、長い間駅前でやってるので休業はしたくない。提灯だけはつけておきたい」(居酒屋百万石・女将の中林衣梨さん)
 訪れた客は、ノンアルコールの飲料で食事を楽しんでいました。

「町は、がらがらで人が歩いていない。駅を通ってきたが暗い」「酒は好きなので、さみしい。仕事の締めにできなのは寂しい」(来店した客)
 

扇屋新所原店 小野田晶明店長(静岡県湖西市 12日)

隣の静岡県にも影響が
 愛知県の「緊急事態宣言」の影響は隣の静岡県にも及んでいました。

 豊橋市の隣町となる、静岡県湖西市。普段から仕事などで県をまたいだ往来が盛んです。

 隣の愛知県の飲食店がすでに店を閉めている午後8時半ごろ。食事をしていた3人に話を聞きました。

 「愛知県豊橋市の二川町に住んでいる。勤めが県またぎなので帰りがけの食事に」
「きょうは、緊急事態宣言初日なので、これから夕食をどうしようかと」「独り暮らしで食事に困ってしまうので、静岡で食事して帰ろうかと」(豊橋市在住の通勤者)

 愛知県側からの利用者も多いことからか、飲食店の売上も落ちていると言います。

「ここは工場が多く、豊橋から来る人も多い」「いい時と比べると5割以上の売上減」(扇屋新所原店 小野田晶明店長)

 こちらの店は、閉店を2時間早め10時に閉めることにしました。しかし、売上が落ちた分を補う協力金などは、静岡県側ではありません。

「県境なので、愛知県と同じように対応してほしい」(扇屋新所原店 小野田晶明店長)

(5月13日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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