ウィシュマさん死亡めぐる損害賠償請求訴訟、国側があらためて「医師の対応に不合理な点はない」と主張

2024年2月21日 20:28
名古屋入管に収容中のスリランカ人女性が死亡し、遺族が国に損害賠償を求めている裁判で、国側があらためて「医師の対応に不合理な点はない」などと主張しました。

口頭弁論の廷内の様子(スケッチ)

 スリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)は2021年3月、名古屋入管の施設で収容中に死亡しました。

 遺族は「必要な医療を受けさせていなかった」などとして、国に損害賠償を求めています。

 21日にあった口頭弁論で、国側は「医療上の対応に不合理な点はない」としたうえで、「仮に医師の対応が不合理だったとしても、名古屋入管の局長が注意義務を尽くさなかったとして、違法性が認められるものではない」と主張しました。

 一方、原告側は「生命の危機を伴う状態になるまで医療上の対応をしないのであれば、被告が収容されている人の健康を保持する義務を果たしているとは、到底言えない」などと主張しました。
 

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