spoken!

2010年05月31日(月)

『握手』

プロ野球の世界では試合前にまるで儀式のように
繰り返されるものがあります。
それは・・・「先輩への挨拶」

小学、中学、高校、大学、社会人、
すべての先輩へ挨拶をしなければいけません。
もちろんその先輩と『かぶっていなくても』当然です。
つまり会ったことのない、知らない先輩でも挨拶をしなければならないので
事前に出身校などを調べて試合前の練習中に挨拶に行くのです。

先日、ナゴヤドームで行われた楽天戦では
大変なことになっていました。
ドラゴンズの練習が終わりに近づいたころ
センターのフェンス付近で練習していた投手陣のうち
6,7人がゾロゾロと小走りで3塁側に向かっていきます。
プロ24年目の大ベテラン、元ドラゴンズの山崎武司選手に
挨拶をするためです。
特に浅尾投手は出身中学校が同じということで
座り込んでの会話となっていました。
上下関係が厳しい野球界ならではの光景です。

そして実はもうひとつ、決まり事のように行われることがあります。
それは・・・「握手」
久しぶりに再会した選手たち。
挨拶を交わしながら何故か必ず握手をします。
どうして握手なのかはよく知りません。
以前から疑問なんですが・・・。
しかし、自分も旧知の選手やスタッフと会うと握手をしています。

みなさんは友人に久しぶりに会ったとき握手をしますか?
よくよく考えると不思議な光景だと思いませんか。

2010年05月24日(月)

やってきました、この季節

今年も高校球児たちの熱い夏が始まろうとしている。
4月中旬から行われた春季大会で夏の予選のシード校が決まった。東海4県の上位2校ずつが出場する東海大会は今日が決勝戦。夏に向けて徐々に動き出している。

僕は今年で3年連続3度目の三重担当。

今夏の三重大会は、春のセンバツに出場し3季連続の出場を狙う三重高。2年ぶりの甲子園出場を目指す菰野。3年ぶりに春季大会を制した宇治山田商業。前任の四日市工を春夏通算6度の甲子園に導いた名将・尾崎英也監督が就任し、年々力をつけてきて春季大会準優勝のいなべ総合学園などが優勝争いに絡んでくるだろう。

そのなかでも注目しているのが菰野。2008年の甲子園出場時に1年生ながら3人がスタメンに名を連ね、2人がベンチ入り。その選手たちが今年3年生になり、チームを牽引し2度目の出場を目指す。


去年、菰野はベスト4で涙をのんだ。2年生ながら背番号「1」をつけエースとして大会に挑んだ関啓扶(けいすけ)が9回を投げぬくも6失点。準決勝で敗れた後、関は人目をはばからず号泣した。そして、「来年甲子園に出場して、必ず先輩に恩返しを」と誓った。

そして今年、月日が流れ関は一回り成長を遂げた。ストレートのMAXは去年の夏の139キロから148キロにまで上がった。体重も5キロ増え79キロになった。決め球スライダーのキレは一段と増した。「まだまだ行き当たりばったり」と話すが、パームボールも習得中である。プロのスカウトも注目しており、夏の大会は絶好のアピールの場となる。



関がマウンドで躍動すれば、夢の舞台そしてプロの世界は自然と近づくだろう。

2010年05月17日(月)

「もうすぐワールドカップ」

サッカーW杯南アフリカ大会開幕まで1ヶ月をきった。先週は日本代表メンバー23名が発表された。個人的には「カズ」を選んで欲しかったが、まあ順当なメンバーが選ばれた。いよいよ盛り上がってきたW杯。W杯前の最後となるJリーグは代表選手を一目見ておこうと各地のスタジアムは大勢のサポーターでにぎわったようだ。豊田スタジアムでおこなわれた名古屋グランパスVS鹿島アントラーズの試合にはなんと3万4千人が詰めかけた。私も仕事で豊田スタジアムに出向いたが、とにかくすごい人。この日ナゴヤドームの交流戦・中日VSオリックスの観客数が2万9千人だったので、なんとグランパスの観客動員数がドラゴンズを上回ったことになる。ちまたではあまり盛り上がっていないといわれる今回のW杯だが、やっぱり4年に1度の“お祭り”なわけで、ちゃんとサッカーが盛り上がってきているなあと実感した。

名古屋-鹿島戦をみると名古屋には玉田、楢崎、闘利王、ケネディ(オーストラリア)。鹿島には内田、岩政、イジョンス(韓国)とあわせて7人も代表選手がいる。Jリーグも世界レベルになってきたなあとしみじみ思いつつ、彼らのプレーを見ていた。試合は1対4でグランパスがぼろ負けだったが、それでもケネディはこの日も得点を決めた。私個人としては今回のW杯は日本代表もさることながら、オーストラリア代表の戦いぶりも楽しみだ。なにせわれらのケネディがいるから。ケネディがんばれ!W杯の大舞台でもいつもJリーグでみせてくれるあのヘッドでゴールを決めろ!

メーテレスポーツ部もこれからW杯モードに突入する。スポケンでは今週末さっそく地元グランパスから代表に選ばれた闘莉王、楢崎の独占インタビューを放送する。秘蔵映像も満載で、彼らのW杯にかける思いをたっぷりとお届けする。これを見ればさらに日本代表を応援したくなるはずです。また6月のW杯直前もスペシャル企画を準備中なので乞うご期待。

私は海外のサッカーはあまり詳しくないので、最新のウイニングイレブンで海外選手の顔と名前を覚えてW杯に備えます。

2010年05月10日(月)

「おニャン子世代」

昭和49年 寅年生まれの私 まもなく36歳
見事に下腹も膨らんできて「THE・中年」

ちなみに私と同級生の有名アスリートは
ゴジラ松井(MLB)、Dジーター(MLB)
清水宏保(Sスケート)、室伏広治(ハンマー投げ)
M・クロコップ(格闘技)B・サップ(格闘技)・・・
などなど世界の最高峰で戦い
そして大きな勲章を得た大物が勢ぞろい
いっぽう名古屋から世界を狙う中年ディレクターは
最近担当するフィギュアスケートなどの取材先で
つくづく思う事が・・・

「同年代の選手がいなくなってきた・・・」

スポーツ選手の寿命は短い
ちょうど私の年齢ぐらいになると
現役に残っていてベテランの域に達した選手ぐらい
取材をしながら寂しい気持ちになっている今日この頃・・・

やはり同年代の選手への取材は
お互いに親近感があるし余談になっても共通ネタが多い
その昔グランパスの同世代の選手たちと
「おニャン子クラブ」の話題で盛り上がったのを思い出す
今のスポーツ界に「おニャン子世代」の選手がどのくらいいるだろう・・・
しみじみと時代の移り変わりを感じる私だが
最近取材を開始した選手はというと・・・

FC岐阜 秋田英義 35歳!!!
(5月29日のSPOKEN!で特集を放送予定)
ガチ同い年
これまでの取材ではまだ「あの話題」を出していない
でもそろそろ聞いてみようと思う

「ちなみに私のNo1は高井麻巳子ですが
秋田選手のおニャン子No1は誰ですか?」

2010年05月03日(月)

「日本新記録に直面!」

今日5月3日、GWの真っ只中。
新幹線も高速道路も大混雑。
お天気も良いし、みんな楽しいところへ行くんだろうな~♪

そんな中、私は静岡国際陸上大会へ取材に行ってきました。
国際大会なので、国内や海外の招待選手も沢山来ている、結構スゴイ人達の集まる大会なんです!

その200mに出場する選手の中には、100m・200mの日本記録保持者の福島選手と、そのライバル(?)の高橋選手もエントリーしており、なんとも豪華なメンバー!
福島選手に至っては、最近100mの日本新記録を更新したばかり。
どんな凄いレースになるのかな?♪

そして、200m決勝

ありえなかったです…その速さときたら。あっと言う間でした。
生で見られた私は幸せ者かも知れません。
福島選手が今度は200mで、また新たな日本記録を更新したのです。
200m 22秒89!(女子で初めての22秒台!)
単純計算しても100m11秒で走ってることになるからぁ…。
とにかくスゴイってことです。

普通に何でも1番を獲るって凄く難しいことなのに、日本で1番て…。
やっぱりトップアスリートってスゴイですね。
私も何かで1番になれるものは…時間をかけて探したいと思います。笑

興奮が覚めやらないまま、スタッフの一言を書かせていただきました。