木村拓哉の説明に観光客も驚き

2024年03月19日 04:00
『MARK&LONA』の新CMに出演する木村拓哉
(C)ORICON NewS inc.

 俳優の木村拓哉がブランドアンバサダーを務めるゴルフアパレルブランド『MARK&LONA』の新CM「The world’s a playground」編が、19日より順次放映を開始する。

【写真】華麗なるスイングを見せる木村拓哉

 今作で“playground”として訪れたのは沖縄県の宮古島と伊良部島。海越えのホールから見下ろすエメラルドグリーンの海、緩やかなカーブを描きながら岬へと続くドライブロード、心地よい風とともにワイルドに押し寄せてくる波。南国のゆったりと流れる時間の中で、気心の知れた仲間たちとリラックスしながらも“遊び”を楽しむことを忘れない木村には「MARK & LONA」が寄り添っている。

 撮影は3日間にわたり実施。岬へと続くドライブロードを、荷台にサーフボードとゴルフバッグを乗せたピックアップトラックが走り抜けて行くというシーンからスタート。運転するのは木村本人。最近見かけることが少なくなったコラムシフトのマニュアル車だが、全開にした窓から吹き込んでくる風を感じながら、カメラマンだけを助手席に乗せて、心地よさそうに走らせて行く。

 ゴールに設定されていたポイントで撮影クルーたちと合流すると、監督と何やら話し始めた木村。運転中にたまたま見かけた高台にある駐車場から、海を背景に1シーン撮ってみてはどうか、という木村からの提案に、「行ってみましょう」と監督も乗り気。木村の案内でその駐車場へ行ってみると、そこには観光中の先客の姿が。

 すると木村がその方々のもとへ歩み寄り、「これからCMの撮影をしようと思うのだが迷惑ではないか」「この位置からこの方向にカメラを向けようと思っているが大丈夫か…」と、自ら事細かに説明。話かけているのが木村だと気付いた観光客は驚き、それでも丁寧に説明を続ける木村の言葉に大きく頷きながら、見晴らしのよい駐車位置を譲るなど、撮影に協力をしていた。

 釣り好きとしても知られる木村。この日最後となる海辺での撮影の前のわずかな合間に、スタッフからタックル(釣り道具)を借り受けてルアーフィッシングを開始。シュッ!シュッツ!という小気味の良い音とともに放たれる正確無比なキャスティングは、もはや趣味の域を超えている。

 何度かアタリを感じていたという木村が、撮影再開前に放った最後の一投。「食った!」の声と同時に竿を引いて合わせる木村。バイトしたはずなのに手ごたえが無かったのか「あれ?バレたかな」と怪訝そうな表情を浮かべていたが、引き寄せているうちに次第ににこやかな表情に。そして「釣れた!」と掲げて見せたのは体長25センチほどの銀色に輝く魚。子供サイズのバラクーダだった。「かわいい!」と満面の笑みを浮かべる木村は、丁寧にリリースし、この日最後の撮影に臨んでいた。

 なお、新CM特設サイトでは、CM撮影時の様子を収録したメイキング映像も楽しめる。

(提供:オリコン)