「サンマ」資源回復へ 国際会議で日本が規制強化訴え

2023年03月23日 00:23
 サンマなどの漁業資源の管理を話し合う国際会議が始まりました。記録的な不漁が続くサンマの資源回復に向けた。規制強化に合意できるかが焦点です。  漁業資源の確保を話し合う国際会議。ロシア、中国、韓国、台湾など9つの国と地域の参加者を前に日本が訴えたのはサンマについてです。  日本政府団・近藤将基氏:「サンマは日本各地で古くから親しまれ、日本の秋の味覚を代表する魚であり、漁業のみならず、関係の流通確保を含め水産業に依存する地方都市において非常に重要な資源です」  日本ではサンマの水揚げ量が4年連続で過去最低を更新していて、危機的な状況にあります。  漁獲枠の削減などによる資源管理の強化に合意できるかどうかが焦点となります。  NPFC(北太平洋漁業委員会)の会合は24日まで行われます。

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