「5月頃から熱中症対策を」全国で高温 西日本~沖縄は多雨傾向へ 気象庁3カ月予報

2024年03月19日 20:05
 気象庁は4月から6月にかけて全国的に気温が高くなるとする予報を示し、「5月ごろから熱中症に備えてほしい」と呼び掛けました。 気象庁 異常気象情報センター 楳田貴郁所長 「十分な熱中症対策を5月辺りから取って頂きたい。4月もここ数年、30℃に達する日があり、気象情報に留意を」  気象庁は今月19日、4月から6月にかけて気温が沖縄から北海道まで全国的に高くなると予報しました。  気温の上昇は日本の南側で太平洋高気圧が強まるためで、「高温や体調の管理に注意してほしい」と4月以降、早い段階から熱中症に備えるよう求めました。  また、西日本の太平洋側と沖縄県の奄美では、南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなり、降水量が多い傾向になると見込んでいます。  これらの地域に対しては「都市部の浸水や河川の氾濫も考えられる。梅雨入りする前にハザードマップの確認などをお願いしたい」と呼び掛けました。

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