ニラと間違え…スイセンを“卵炒め”に 女性が“食中毒”似てるが…多発なぜ?

2024年04月25日 18:22
 ニラと間違えてスイセンを食べた女性が食中毒に。似ているとはいえ、なぜ誤食が相次ぐのでしょうか。  長野県上田市に住む70代女性は、自宅の畑でニラと間違えて採取。22日夜、卵と炒めて食べたところ、まもなく嘔吐(おうと)などの食中毒症状が出ました。  なぜ毎年、誤食による食中毒が発生するのでしょうか。  食べられるニラと食中毒になるスイセン。その違いは。 長野市保健所 笠原美絵さん 「見ただけではプロの方でも(見極めは)難しいかなというところ」  ただ、誰でも見極められる方法があります。 長野市保健所 笠原美絵さん 「ニラの“におい”」  「におい」が最大の判別ポイントです。  スイセンの誤食は、過去10年間に全国で237人が食中毒を起こし、1人が死亡しています。  厚生労働省は「家庭菜園で野菜と観賞植物を一緒に栽培することをやめる」ように呼び掛けています。 長野市保健所 笠原美絵さん 「『この辺にニラ植えた』という記憶で刈って食べる人が多いと思うので、その中にスイセンが入って(食べてしまう)」

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