“季節外れの暑さ”であま~い春メロンに 収穫直前!ラストスパート

2024年04月16日 19:09
 茨城県の国営ひたち海浜公園では、ここ数日の暖かさでネモフィラが一気に丘を青く染めています。  この“季節外れの暑さ”が果物農家の“救いの手”になるかもしれません。  メロン生産量日本一を誇る茨城県鉾田市は、春メロンの収穫を間近に控えています。上品な甘さとなめらかな果肉が特徴のメロン。茨城県のオリジナル品種「イバラキング」です。その生育が今年は苦戦が続いていました。 メロン農家 根崎直喜さん 「このつるはメロンが2つ付いていなくて、これだけ」  鉾田市では先月の降水量が平年の1.7倍となるなど天候が安定せず、ミツバチによる受粉作業なども滞りました。 根崎直喜さん 「今年はどうしても雨が先行。メロンにとっては厳しい」  そんな“春メロン不作”の一歩手前で「待った」を掛けたのがこの日差しです。  農家の根崎さんは収穫間際の“天候”が極めて重要だと話します。 根崎直喜さん 「収穫間際になったら一気に糖度が上がる。晴れてくれていればうれしい」

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