ブラジルでデング熱が猛威…「蚊には蚊を」奇策効果は?

2024年04月19日 09:06
 蚊が媒介し、高熱などの症状を引き起こす「デング熱」が大流行しているブラジル。  今年に入ってから、およそ300万人が感染しました。死者は1100人を超え、過去最多となっています。  そこで、対策として浮上したのが、デング熱ウイルスの増殖を抑える効果がある「ボルバキア」という細菌です。  ボルバキアを人工的に感染させた蚊を大量に放ち、在来種と交配させて感染拡大を防ぐという取り組みです。  ボルバキアを持った蚊の子孫には同じ効果が受け継がれるといい、デング熱の感染を大幅に減らすことが期待されています。 (「グッド!モーニング」2024年4月19日放送分より)

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