総事業費30億円の「道の駅」 市民グループが事業の是非を問う住民投票の実施求め署名を提出 愛知

2024年5月8日 19:40
愛知県日進市が進めている「道の駅」の建設事業について、市民グループが事業の是非を問う住民投票の実施を求め署名を提出しました。
 日進市は来年度中に道の駅「マチテラス日進」のオープンを目指し建設を進めています。

 農産物の直売所や飲食施設のほか、子育て支援施設や防災ヘリポートなども併設される計画となっています。

 しかし総事業費が約30億円に膨らみ、そのうち20億円が市の負担になることから、市民グループが事業の是非を問う住民投票の実施を求め、署名活動を行っていました。

 市の条例で、住民投票を行うためには有権者の6分の1に当たる1万2194人の署名が必要でしたが、それを上回る1万2965人の署名が集まり、8日提出されました。

 「ここまでの数の市民に署名してもらったのは、力強いだけでなく非常に局面が変わるようなことではないかと思っている」(道の駅住民投票の実現をめざす市民の会 共同代表 清水晃さん)

 選挙管理委員会によりますと、提出された署名に重複や代筆がないかなどの確認を行った後、問題がなければ8月から9月をめどに住民投票を実施するということです。
 

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