左ひじ手術から復活のドラゴンズ・大野雄大 心の支えとなったのは巨人・菅野からの言葉

2024年4月16日 12:33
左ひじの手術から復活を遂げた大野雄大投手(35)。心の支えとなったのは戦友からの「ある言葉」でした。
 4月3日、左ひじの手術から1年ぶりに1軍マウンドへと帰ってきた大野雄大投手。

 今出せるすべての力を出し切り、実に556日ぶりとなる白星を手にしました。

 去年4月。野球人生ではじめて自分の体にメスを入れた背番号22。それでも下を向くことは一切ありませんでした。

 「本当にいろいろな人が励ましてくれた。苦しんだ、悩んだということはない。申し訳ない気持ちの方が強かった」(大野投手)
 

巨人 菅野智之投手

ライバルからの力強い言葉を胸に
 約半年に及んだリハビリ。そんな時、ある言葉が心の支えとなりました。

 「ジャイアンツの菅野投手と食事に行った時に、彼も結構悩んでいた。なかなか状態が上がらなくて…菅野投手が『ひとつのきっかけで絶対に投げられるようになるので大丈夫』と言ってくれた。あの言葉をもらってから前を向いて、さらに進化していこうと」(大野投手)

 「絶対に大丈夫」。長年しのぎを削りあってきたライバルからの力強い言葉を胸に、ようやく帰ってきた自分の居場所。
 

大野雄大投手

みんなが祝福したエースの帰還
 「本当にうれしかった。僕のことを見たくて来ている方が本当に多かったんだなと思って、多すぎて引退試合かと思った。数々の引退試合を見てきたけどそんな感じの雰囲気が…」(大野投手)
 
 みんなが祝福したエースの帰還。
 
 「前回は5回で代わってしまったけど、必ず9回まで投げきる。そこは目指してやっていきたいです。1年間しっかりチームの戦力になる。投げた時は勝つことを続けていきたい」(大野投手)

 2024年、大野雄大投手の力がチームをさらなる上昇気流へと乗せていきます。

 (4月16日放送 メ~テレ『ドデスカ!』より)
 

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