個人情報の一部 最大7万件・不正閲覧か 中電グループ2社の共有システム

2024年3月28日 19:20
中部電力グループの2社が共有していた個人情報の一部が最大で7万件、不正に閲覧されていた可能性があることがわかりました。
 送電業務を担う中部電力パワーグリッドによりますと、電気を販売する中部電力ミライズと共有している、集合住宅の引っ越しの際の情報を管理するシステムで、個人情報保護法に抵触する可能性のある、以前の入居者の名前と「新電力会社」との契約種別が、画面上に表示されていたということです。

 最大で約7万件が、「新電力会社」と競合関係にある中部電力ミライズの社員らに閲覧された可能性があるということです。

 中部電力ミライズは「情報を業務に利用した事実はない」としています。

 2社は、去年今回とは別の、約40万件の個人情報が不正閲覧されていたことを明らかにし対策を講じたとしていました。
 

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