愛知県瀬戸市出身の将棋の藤井聡太八冠が、今年タイトル防衛に成功した「王将」の就位式に出席しました。

　今年の王将戦七番勝負で藤井八冠は、挑戦者の菅井竜也八段に4連勝し、タイトルを防衛しました。

「第1局から中盤戦の難しい将棋が続いたが、その中で集中して考えることができて得るものが多いシーズンにできたと感じている」（藤井八冠）

　藤井八冠は現在、叡王戦と名人戦を戦っていて名人戦は防衛に王手をかけていますが、叡王戦では、カド番となり初めてタイトル失冠の瀬戸際に立たされています。

「やるべきことや臨む上での気持ちは変えることではないと思っているので、今まで通り全力を尽くして指したい」（藤井八冠）

　藤井八冠の次の対局は、5月26日から始まる名人戦第5局です。