愛岐処分場の未処理水流出事故巡り名古屋市が再発防止策

2024年4月11日 12:37
岐阜県多治見市にある名古屋市のごみ埋め立て施設で3月、未処理の水が川に流出した事故を巡り、名古屋市が再発防止策を公表しました。
 3月2日、愛岐処分場でごみに浸み込んだ雨水約60立方メートルが処理されないまま、水槽からあふれ、庄内川に流出しました。

 電気系統の切り替え作業のため処分場を停電させた際、ポンプの電源を切っておらず、そのまま復電したのが原因とされています。

 11日に多治見市で開かれた専門家会議で、名古屋市は、作業に必要な情報の共有が不足していたことなどが本質的な原因だとしました。

 市は、今後事故防止マニュアルの見直しなどを行うとともに、停電や復電の作業手順を確認する訓練の実施や監視カメラの増設などに取り組むということです。
 

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