トヨタ自動車が愛知県豊田市の本社で入社式を行いました。名鉄グループでは「鉄道事業を知ってほしい」と初めての企画も──

「ようこそクルマ屋のトヨタへ」（トヨタ自動車 佐藤恒治 社長）

　トヨタ自動車が愛知県豊田市の本社で行った入社式には、新入社員約1470人とリモートでキャリア採用の約430人が出席しました。

　今年はコロナ禍以降初めて、社歌を歌いました。

　式典を終えた新入社員を待っていたのは、トヨタの車や豊田章男会長の愛車です。

　高級車・レクサスに乗った新入社員は──

Q.乗り心地はどうですか？
「すごいいいです。買いたいです。お金貯めて買います」（新入社員）

　この春に大学を卒業した新入社員は、新型コロナウイルスが流行した影響で、大学入学当初からオンライン授業を受けていました。

「人と会うのがしばらく難しい時が続いて、心の寂しさを感じていたところがあった。コロナ禍で自分一人の時間を使えたからこそ、今ここに立てているとポジティブにとらえています」（新入社員）

　約650人が入社する名鉄グループは──

　名鉄を代表する列車「ミュースカイ」で新入社員を迎えました。

「鉄道事業を知ってほしい、同期との仲を深めてほしい」と、初めての企画です。

　新入社員の手には、ある贈り物も。

　配られたチケットには、ミューチケットならぬ「ニューシャゲット（入社ゲット）」と書かれています。

　新入社員のうち、駅の係員や乗務員をめざす鉄道部門の140人が専用列車に乗車し、中部国際空港駅まで向かいました。

　ランダムに選ばれた新入社員が車内アナウンスを体験。

「本日も名鉄をご利用いただきありがとうございます。この電車は全車特別車ミュースカイ、中部国際空港行きです」（新入社員）

　車内はフレッシュな笑顔であふれていました。

「アナウンスのわかりやすさや親切さを第一に乗務員をめざしていきたいなとおもう」（新入社員）

（4月1日15：40～放送 メ～テレ『ドデスカ＋』より）