岐阜県下呂市の飛騨川で技能実習生の男性死亡 JR高山本線の沿線で工事中にボートから転落

2024年3月26日 22:04
26日午前、岐阜県下呂市のJR高山本線の沿線で、工事をしていた技能実習生の男性が川に流され、死亡しました。

岐阜県警下呂警察署

 警察などによりますと、26日午前11時50分ごろ、下呂市三原の飛騨川で、「人が流されている」と110番通報がありました。

近くを通る高山本線の橋では、JR東海の依頼で作業員13人が護岸工事を行っていましたが、雨が強まったため作業を中断してボートで対岸に渡ろうとした際に、3人が川に転落したということです。

2人は自力で岸にたどり着きましたが、インドネシア国籍の技能実習生で滋賀県野洲市のダエジンさん(25)は約300メートル下流まで流されました。

ダエジンさんは、他の作業員に救助され、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

現場は当時雨が降っていて、川の水位は普段よりも増していたということです。

警察が、当時の状況を詳しく調べています。
 

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