女性職員のカーディガンやイヤホンなどを盗む 県職員を懲戒免職処分 岐阜

2024年3月22日 18:41
岐阜県の職員が他の職員の私物を盗むなどしたとして、懲戒免職となるなど、あわせて3人が懲戒処分を受けました。

岐阜県

 22日付で懲戒免職の処分となったのは、可茂土木事務所の男性主任技師(29)です。

 男性主任技師は2018年から去年までの間、職場の女性職員9人のカーディガンやイヤホンなどの私物を盗んだほか、女性職員2人のパスワードを使って不正にアクセスして、給与明細などのファイルにアクセスした上、自分のパソコンに複製するなどしました。

 男性主任技師は、「被害にあわせてしまった方には本当に申し訳ない。やらなければよかったと後悔している」などと話しているということです。

 また、県農業大学校の男性講師(65)は今年1月と2月、20代の女性職員に対し額にキスをしたり、抱き上げて膝の上に載せて胸を触るなどしたとして、停職3カ月相当の処分となりました。

 環境生活部長(60)は、おととし5月から去年5月にかけて、部下の男性職員2人に対し、「次、何かあったらおめぇらただじゃ済まさんぞ、指詰めだぞ」などと発言したとして、戒告処分となりました。

 岐阜県では、去年11月に当時総務部長だった男性がパワハラ行為があったとして戒告処分を受けていて、今年度、部長級の職員が処分されるのは2件目です。
 

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