石炭の20%をアンモニアに置き換えて発電 CO2削減に向け実証試験 JERA碧南火力発電所

2024年3月13日 17:19
愛知県碧南市の火力発電所で二酸化炭素の排出量を減らそうと、石炭にアンモニアを混ぜて燃やし発電する実証試験が報道向けに公開されました。

JERA碧南火力発電所

 JERA碧南火力発電所は石炭を燃料にして発電しています。

 アンモニアは燃やしても二酸化炭素を出さないことから発電を含むエネルギー分野での活用が検討されています。
 

実証試験は約3カ月間行われる予定

 実証試験では普段使っている石炭の20%の量をアンモニアに置き換えて発電します。

「2050年までにゼロエミッション、CO2を排出しない火力発電を目指していきたい。徐々に(アンモニアの)転換率を上げていく、そういうスケジュール感で考えている」(JERA碧南火力発電所 谷川勝哉所長)

 実証試験は約3カ月間行われる予定で、JERAは2027年度以降の商用化を目指すとしています。
 

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