名古屋市の教員などの団体が教育委員会の事務局に現金や商品券を渡していた問題について、調査検証チームの委員が決まりました。

　教育委員会によりますと、校長会や教員の団体は、校長などの推薦名簿を事務局に提出する際、年200万円程度の現金や商品券を渡していました。

　現金は市教委の幹部個人にも分配されていました。

　名古屋市の河村たかし市長は19日の会見で、この問題に関する調査検証チームの委員を発表しました。

　元文部官僚で京都芸術大学の寺脇研教授や弁護士らの計6人です。

　事実関係の解明や再発防止策の提言を行うということです。