逮捕された男が事件後に被害者の車を使用か アパート強盗殺人事件 三重・鈴鹿市

2024年2月12日 16:54
三重県鈴鹿市で1月に起きた強盗殺人事件で、逮捕された27歳の男は事件後に被害者の車を使っていた可能性があることが分かりました。

逮捕・送検された美崎容疑者

 1月8日、三重県鈴鹿市末広北のアパートで、この部屋に住む近藤康夫さん(77)が首に衣類が巻き付いた状態で死亡しているのが見つかりました。

「殺されるようなことする人じゃなかった。(友人関係は)結構いたと思いますけど」 (近藤さんの妻)

 事件から1カ月が経った2月9日、住所不定・無職の美崎芳一容疑者(27)が強盗殺人などの疑いで逮捕されました。

 美崎容疑者はアパートで近藤さんを殺害したうえ、現金約2万5000円を奪うなどした疑いがもたれています。
 

潜伏先とみられる空き家

 警察によりますと、かつて美崎容疑者もこのアパートの住人でした。

 美崎容疑者は去年春ごろから12月中旬までこのアパートに住んでいて、近藤さんとは面識があったと見られています。

 関係者によりますと、美崎容疑者はアパートを退去後、近くの空き家に無断で暮らしていたとみられています。
 

三重・鈴鹿市の現場(1月10日)

 そして犯行後の美崎容疑者の行動にある疑惑が浮上しました。

「付近の防犯カメラに犯行時間後に近藤さんの車が走る様子が写っていました」(記者)

 警察は美崎容疑者が犯行後に近藤さんの車を何らかの理由で使ったとみています。

 また、近所の人によりますと、近藤さんが同じアパートの住人から金を無心されて困っていたという話もあり、警察は事件との関連を調べています。

(2月12日15:40~放送メ~テレ『ドデスカ!+』より)
 

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