愛知県豊橋市で、ワイヤレス給電のシステムを使った電動キックボードの実証実験が始まりました。

　実証実験は豊橋技術科学大学発のベンチャー企業などが行い、使われる電動キックボードは専用の装置の上に置くだけで充電できます。

　今回のワイヤレス給電のシステムは、位置ずれの影響を受けにくい「電界結合」という方式で、この実運用は世界初だということです。

　給電装置は市内中心部の4カ所に設置され、ワイヤレス給電の革新的技術をPRするとともに、市民に回遊性の向上を体験してもらうのが狙いです。

「走行しながらの給電も可能となる技術になっている。今後増えていくEVなどに対して走りながら給電していくというシーンも作っていきたい」（パワーウェーブ 種田憲人さん）

　利用は16歳以上、料金は30分ごと200円で実証実験は2月12日まで行われます。