能登半島地震に便乗した“不審なメール”相次ぐ 対策サービスの会社「不審なメールには返信しないで」

2024年1月12日 17:04
能登半島地震に便乗した不審なメールの発信が相次ぎ、多い日で一日に数千件確認されています。
「石川の地震の最大震度は7だって。ビックリしない?」「家が石川だったと思うので、正月で帰省したりしてないか心配に思っていました。同窓会は欠席になりそうですか?」

 携帯電話などに届く、このようなメッセージ。

 特殊詐欺などの対策サービスを提供する「トビラシステムズ」によると、能登半島地震の発生後、同様の不審なメールが相次いでいるといいます。

「1日あたり数百件。多いときで数千件。大変な状況の中で、そういったものを送るのは悪質だと思います」(トビラシステムズ 広報 岩渕るみさん)
 

トビラシステムズ 広報 岩渕るみさん

「不審なメールは返信しないで」
 不審なメールは、携帯電話に送られるメールを使い、文字だけが書かれているといいます。

「返信することによって、相手の送信者にこの人は騙されやすい人だと認識されて、不審なメールでやりとりすることで、犯罪に巻き込まれる恐れがある」(岩渕さん)

 不審なメールは、地震で不安になった心理につけ込んでいて、若い世代も注意が必要だといいます。

「例えば、自分に被災地の近くに知り合いがいる状況で不審なメールが届いたり、知り合いの人かなと考えてしまう心理はあり得るし、年代は関係ない」(岩渕さん)

 不審なメールを受け取った際には、どうすれば良いのでしょうか。

「基本的に、身に覚えのない不審なメールが届いた場合は、返信しないことを守っていただきたい」(岩渕さん)

(1月12日15:40~放送 メ~テレ『ドデスカ!+』より)
 

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