藤井聡太八冠に愛知県民栄誉賞 記念品は"硯" 理由は「5年前のプレゼントとセットで…」

2023年11月30日 19:33
将棋界初の八冠を達成した愛知県瀬戸市の藤井聡太八冠に、愛知県民栄誉賞が贈られました。
 将棋界初の八冠を達成した藤井聡太八冠に贈られたのは、「愛知県民栄誉賞」。

 いずれもスポーツ界の浅田真央さん、星野仙一さん、吉田沙保里さんに次いで4人目の受賞です。

 今回、藤井八冠に贈られた記念品が、書道で使う硯。いったい、なぜなのでしょうか。理由は、5年前に――

「棋士として書を書く機会もありますので、いい筆を使って、少しでも書が上達できればと思います」(藤井六段=当時)

 2018年、当時の藤井聡太六段に愛知県特別表彰が贈られ、この時の記念品が「豊橋筆」でした。

 藤井八冠が、日ごろから色紙などに筆で字を書く機会が多いこともあり、今回の記念品は筆とセットになる硯が選ばれました。

「以前に筆もいただいていましたので、セットで書の練習をしていきたい」(藤井八冠)
 

記念品、なぜ"硯"?

「地元に帰ってきて日常の姿なのかな」
 受賞から2時間後、藤井八冠は地元の瀬戸市役所に。"瀬戸市最高の賞"ともいわれる「瀬戸市名誉市民」の称号が贈られました。

 さっそく、瀬戸市をPR。

「瀬戸市は焼き物の町として有名。瀬戸焼きそばというB級グルメも。たまに家でも食べる。おいしいのでぜひ」(藤井八冠)

 名誉市民の称号を得た藤井八冠に、瀬戸市民は――

「かっこよかった」「対局中はすごく力強いオーラをまとっているんですけど、今日はすごく柔らかくて。地元に帰ってきて日常の姿なのかなっていう雰囲気」(市民)
 

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