出場者が出そろったフィギュアスケート、グランプリファイナル。若い世代のジュニアグランプリファイナルも同時に行われ、愛知の新星・上薗恋奈選手が出場します。

　浅田真央さんや羽生結弦さんなど、偉大な選手たちもかつて出場した若い世代の世界一を決めるジュニアグランプリファイナル。

　その大舞台に今年、ジュニアに上がったばかりのニューヒロインが参戦します。
　
　北名古屋市出身、中学1年の上薗恋奈選手。

　9月。国際大会のデビュー戦となったジュニアグランプリシリーズで、いきなり2位に入ると、しっとりと大人びた演技からノリノリのダンスまで、持ち味である中学生離れした表現力を発揮。

　2戦目では、5歳年上の選手たちもいる中で優勝。

　見事、世界の上位6人だけが出場できるジュニアグランプリファイナルの切符を手にしました。

　「今シーズンの目標がジュニアグランプリの出場だったので、ファイナルに行けるとは思ってもいなかった。結果を出せてファイナルに行けたのはすごくうれしかったです」（LYS/北名古屋市出身 上薗恋奈選手）

　一方、プライベートでは――

　「好きなものは、しんちゃんです。面白いところやかわいい部分が好きです」

　大好きなクレヨンしんちゃんのグッズを集めるかわいらしい素顔も。

　中学生らしい悩みもあります。

　「勉強が難しくて、ついていくのが大変」（LYS/北名古屋市出身 上薗恋奈選手）

　Q.今は勉強、勉強って感じ？
　「テストがある時は勉強します」（上薗恋奈選手）

　Q.テストがない時は？
　「そんなに…」（上薗恋奈選手）

　上薗選手が快進撃を見せたジュニアグランプリ。

　実は、海外に行くこと自体が初めての経験でした。

　「お母さんたちもいないし、不安もあったけど、選手団のリーダーとか先生とか、選手の方々にサポートしていただいて、すごく楽しむことができたので、良かったと思っています」（LYS/北名古屋市出身 上薗恋奈選手）

　周囲への感謝を胸に、次は、世界一を決めるジュニアグランプリファイナルに臨みます。

　「まずは自分の納得いく演技をして、自分の魅力を最大限発揮できるように、スケーティングや表現力をもっと磨いていければと思います」（上薗恋奈選手）

（11月28日　6:00～放送　メ～テレ『ドデスカ！』より)