日本初か、縄文時代の犬のアクセサリーを発見 犬の墓穴から見つかる 愛知県田原市

2023年11月15日 19:49
縄文人も現代人と同じように、犬をパートナーとしてかわいがっていたのかもしれません。
 愛知県田原市にある、縄文時代の貝塚「伊川津貝塚」で、犬のアクセサリーが発見されました。 

 田原市教育委員会によりますと、発見されたのは長さが1.7cmの巻き貝2点です。

 2009年に犬を埋葬した墓が発見されていて、その後、墓穴の土を採取し洗ったところ見つかりました。

 食用の貝ではなく、ひもを通すためと思われる穴が開けられています。

 縄文時代に犬は狩猟のパートナーだったと考えられていて、犬のアクセサリーの発見は国内初とみられます。
 

田原市は一般公開を検討することにしている

 「縄文時代の犬と人の関係が、今のペットと人間の関係に近い関係だったことがわかる重要な事例」(田原市博物館 増山禎之 学芸員)

 市は報告書を作成するほか、一般公開を検討することにしています。
 

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