陸自銃撃事件、射撃訓練の再開に向け説明会 「やめてもらいたい」という意見も 岐阜

2023年10月30日 16:46
岐阜市にある陸上自衛隊の射撃場で起きた銃撃事件から4カ月あまり。自衛隊は、事件後、中止されていた現場での射撃訓練を再開する方針を自治会関係者らに伝えました。十分な再発防止策は説明されたのでしょうか。
 日野基本射撃場では6月、訓練中に元自衛官候補生の男(18)が小銃を発砲したとされ、隊員2人が死亡、別の隊員1人が重傷を負いました。

 事件から4カ月あまり、10月28日、自衛隊は事件現場近くの公民館で地元の自治会関係者を招き、説明会を開きました。

 メディアには非公開となった説明会。陸上自衛隊は事件後、射撃場の使用を中止していましたが、出席者によりますと、安全確保と隊員への教育を徹底したうえで、早ければ11月6日にも射撃場での訓練を再開する方針を伝えたということです。

「隊員の健康・精神状態を確認して(射撃訓練を)実施すると説明した」(陸上自衛隊第10師団の広報官)

 

地元の自治会関係者を招き説明会を開催(28日)

 説明会の中では、再発防止策として、弾薬置き場に囲いをしたうえで複数の隊員を配置したり、射撃位置では隊員1人に対して指導者を1人付けたりするなどして”悪意のある行動”に対応できる態勢をとることなどが説明されたということです。

 説明を受けた出席者は…

Q:どんな意見が出ていた
「心配する声もあったし一部住民からの投書で(射撃訓練の再開を)やめてもらいたいという意見もあったみたい。」「安全を期してやるということですから、安全を第一にやってもらいたい」(出席した自治会関係者)

(10月30日 15:40~放送 メ~テレ『ドデスカ!+』より)

 

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