名古屋での「藤井フィーバー」も留まるところを知りません。 愛知県図書館から上坂嵩アナウンサーのリポートです。

　愛知県図書館に許可をいただき、特別に館内からお伝えします。
図書館では「藤井八冠、快挙達成」ということで特設コーナーを作っています。

　コーナーの前には今号外が貼られていますが、王座戦の時には星取表を用意して、対局日には「本日対局！」というポップもつくり、図書館として藤井八冠を応援してきました。

　特設コーナーには、全対局を解説した「全局集」、藤井八冠の幼少期の写真が表紙の書籍が並びます。

　ロングインタビューが掲載された「将棋年鑑」は貸し出しがないので、読みたい人はぜひ図書館まで足を運んでください。さらには将棋をテーマにした小説も並びます。

「もっと将棋に関心を持ってほしい」ということで、
コーナーには当初30冊用意しましたが、今は約10冊ほどが貸し出し中です。

　杉本師匠の書籍を検索してみましょう。杉本師匠の書籍は愛知県図書館に7冊あります。そのうち、藤井八冠について書かれた3冊が貸し出し中になっています。

　最新の書籍が「師匠はつらいよ　藤井聡太のいる日常」。なんと、予約が16件も入っています。ひとりが３週間ほど借りられるので、予約待ちは…単純計算でも「1年ほど」となっています。

　図書館でも藤井八冠フィーバーを感じます。