名古屋市で焼き肉店を運営する会社が飛騨産以外の牛肉を使用していたにも関わらず、「飛騨牛」と表示をして販売をしていたことなどがわかりました。

食品表示法に違反したのは名古屋市で焼き肉店「牛兵衛」を運営する「フィールディン」です。

名古屋市によりますと、「フィールディン」は少なくとも去年4月から10月の間、原産地を表示しておらず、また一部に北海道や三重県など飛騨産以外の黒毛和種の牛肉を使用していたにも関わらず、「飛騨牛」と偽って通信販売サイトで約994キロ販売していました。

名古屋市の聞き取りに対し「注文量に対して飛騨牛が確保できなかった。希望者からの注文に対して対応できないと通信販売サイトからペナルティが課せられ販売ができなくなることから飛騨牛ではないものを販売した」などと話しているということです。

名古屋市は原因究明をし再発防止策などをまとめ市に提出するよう求めています。