基準地価 愛知は住宅地・商業地ともに3年連続で上昇 経済活動の活性化などが要因

2023年9月19日 19:45
土地売買の目安となる基準地価が公表され、岐阜県ではこれまでの傾向に「変化」がありました。
 岐阜県の7月1日時点の基準地価は、住宅地がマイナス0.9%で31年連続の下落でした。

 一方、マイナスが続いていた商業地は横ばいで、31年ぶりに下落から脱しました。

 高山市で2.4%上昇したことなどが要因です。

 高山市の商業地は2022年まで30年連続で下落していましたが、外国人観光客の復調などが上昇につながったとみられます。

 愛知県は、住宅地がプラス2.1%、商業地がプラス3.4%と3年連続で上昇しました。

 いずれも2022年の上昇幅を上回っています。

 不動産鑑定士によりますと、コロナの時期を経ての経済活動の活性化や低金利などの状況から、住宅地・商業地ともに堅調な推移を見せているということです。

 三重県は、住宅地がマイナス0.5%で31年連続の下落、商業地がマイナス0.1%で32年連続の下落です。
 

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