こだわりは「名古屋めし」特集、事典風に紹介 東海3県で初「地球の歩き方 愛知」が発売

2023年8月17日 07:39
世界各地の観光地などを紹介するガイドブック「地球の歩き方」。東海3県で初となる「愛知県版」が発売されました。人気のガイドブックはどのように生まれたのか、本を企画したプロデューサーの取材ぶりを見せてもらいました。
 名古屋市中村区の三省堂書店名古屋本店で特設コーナーが作られていたのは、旅のおともに欠かせないガイドブックとして人気の「地球の歩き方」。

 国内10冊目、東海3県で初の愛知版が発売となりました。

「大々的に『愛知』を置いてくれてすごいです。ありがとうございます」(地球の歩き方プロデューサー 由良暁世さん)
 

8月10日に発売された「地球の歩き方 愛知」

県民でもなかなか知らない情報を500ページにわたり特集
 8月10日の発売から売れ行きが好調だそうで、三省堂書店名古屋本店では1日に30~40冊のペースで売れているといいます。

 この「地球の歩き方 愛知」は愛知県の全54市町村の観光地などを紹介するページや、愛知の生んだ三英傑ゆかりの史跡などがまとめられたページもあり、愛知県民でもなかなか知らない情報が500ページにわたって特集されています。

「地球の歩き方の国内版を出した時に、地元の人が9割以上買っていくというデータがある。地元愛が強い地域を探した所、愛知じゃないかと決まった」(由良さん)
 

地球の歩き方プロデューサー 由良暁世さん

なぜ愛知県民でも知らない情報を?
 ヒット本の生まれる秘密はどこにあるのか!?

 由良さんに名古屋城を案内してもらいました。

「本丸御殿の音声ガイドは春風亭昇太さんと名古屋おもてなし武将隊の徳川家康が担当している」(由良さん)

Q.なぜ愛知県民でも知らない情報を?
「細かい小ネタまでなるべく、とりこぼさないようにするのが信条」(由良さん)

 その細かさは愛知県民でも驚いてしまうほどで、丁寧な取材の証です。
 

こだわりは名古屋めし特集

こだわりは「名古屋めし」に関する特集
 特にこだわったというのが名古屋めしに関する特集ページです。

 事典風に紹介されており、成り立ちまで細かく記載されていました。

「愛知は日本の中でも独自の進化を遂げた食文化なので、ここに来なければ食べられないものがたくさんあるのがいい」(由良さん)

 16日は大村知事への表敬訪問も――

「愛知の人は『何をしに来るの?』『何もないよ』と言うがそんなことはないですよと。たくさん見どころがあるし歴史も深いので、この本で再発見してもらえたら」(由良さん)

(8月16日15:40~放送メ~テレ『アップ!』より)
 

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