自販機で大雨浸水の状況をリアルタイム観測 国交省が三重で全国初の実証実験、予備バッテリーで観測可能

2023年8月8日 19:37
大雨による浸水を自動販売機が観測、リアルタイムで観測できるセンサーが搭載されました。
 8日、三重県の津市役所に全国で初めて設置されたのは、「自動販売機搭載型浸水センサ」です。

 自販機本体と本体から10mほど離れた場所に計4つのセンサーが設置されていて、浸水状況を観測し、データを送信します。

 自販機自体が浸水しても、予備バッテリーを使って観測を続けることができるといいます。
 

自動販売機搭載型浸水センサ

 「市街地の浸水が万が一起こった時に、どこで何cmというのがなかなか把握するのが難しい。自動販売機に浸水センサーを設置し、情報を無線で送るということを教えていただき、ぜひ津市の市街地でやってほしいと」(津市 前葉泰幸 市長)

 浸水センサーの設置は国土交通省の実証実験の一環です。

 2022年から、電柱など低コストで設置できる場所に500個以上のセンサーが設置されていて、災害時により広く、詳細に浸水状況を把握することを目指しています。

 (8月7日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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