幻の生物つちのこを“本気で”捜索 4年ぶり開催に村の人口上回る2500人参加 岐阜

2023年5月3日 18:34
岐阜県東白川村では、4年ぶりに「幻の生物つちのこ」を探すイベントが再開されました。参加した人は皆“本気モード”でした。
 岐阜県東白川村で3日行われた一大イベントは、幻の生物「つちのこ」捜索です。

「つちのこ、つかまりますように!えいえいおー!」(出発式の様子)

 4年ぶり、31回目の開催となった2023年は、村の人口2092人を上回る約2500人が全国から集まりました。

 「つちのこ」は、体長は30cmから80cmくらいでヘビに似ていますが、ビール瓶ほどの太さがあるそうで、かつて、東白川村で目撃情報が相次ぎました。

 これまで、つちのこは見つかっておらず捕獲した際の賞金は毎年1万円ずつ増加。2023年はなんと「131万円」に。
 

日本酒を片手に捜索

つちのこの好物「日本酒」を手に捜索する人も
 訪れた人たちは“本気モード”です。

「賞金狙いできました」(40代)
「推しに使いたいです。ゲームのキャラなんですけどそのキャラクターにつかいたい」(16歳)
「つちのこを都市伝説で終わらせるな!」(40代)
「頑張ります!絶対捕まえたいと思います!」(つちのこ柄のかぶり物をした子ども)

 つちのこ柄のかぶり物を作って参加した親子は何やら「作戦」があるそうで…「日本酒とスルメイカが入っています」と、つちのこの好物だという日本酒を手に捜索開始。

 日本酒を地面に置いてみたり、草をかき分けて、つちのこを見つけようと奮闘しますが…そのまま制限時間となり結局ツチノコを見つけることはできませんでした。
 
 しかし、お兄ちゃんの手には銀色のプレートが!隠された銀色のプレートを見つけると「本煎茶」という東白川村のペットボトルのお茶(500ml)12本入りと交換できるのです。

「(銀のプレートを見つけられたのは)ほんとにうれしさしかないですね。(ツチノコが)いれば、130万円ゲットできたんですけどね。130万円がほんとにほしかったです」(つちのこ柄のかぶり物をした子ども)

 幻の「つちのこ」探しは、再び、来年に持ち越しとなりました。

(5月3日放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

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