GW後半初日、名古屋の大須商店街には長～い行列が。皆さんのお目当ては「10円パン」です。

「午後1時の大須商店街です。見渡す限り人・人・人…通りの奥が見えないほど賑わっています」（上坂嵩アナウンサー）

　そんな大須商店街の中でも突如現れたひときわ長～い行列。女性を中心に、ざっと数えただけでも50人以上。

Q.きょうはどちらから？
「岐阜市から来ました。30～40分は並んでいます」

　行列の先頭に行ってみると…「10円パンと書いてあります」（上坂アナ）

　10円で買えるパン？いいえ、その正体は、10円玉の形をしたパンなんです。

「名前は10円パンですが、値段は１つ500円です」（上坂アナ）

「韓国から10ウォンパンを持ってきて、日本の10円玉にアレンジして、10円パンになっています」（大王チーズ10円パン名古屋大須店　加藤彩葉さん）

　『10円パン』は、韓国でブームとなった『10ウォンパン』を日本版にアレンジしたもの。

　インパクト抜群のその見た目から、SNSを中心に瞬く間に話題に！「LINE」が、全国の高校生を対象に行ったアンケートでは、男女共に「今年、流行しそうだと思う食べ物」の4位にランクインしました。

　店にいたお客さんの中には、こんな方も…

「福井県からです。YouTubeで見かけて、子どもがどうしても食べたいというので」

　3月に東海地方に初上陸した『10円パン』。GW中は、1日1000個以上売れているそうです。　　

　人気の秘密は、形だけではありません。生地のなかには、長～く伸びるモッツァレラチーズがたっぷり。チーズを長～く伸ばして、写真を撮るのがトレンドなんだとか！

　ちなみに、どれくらい伸びるか上坂アナウンサーもチャレンジしたところ…

「おお～伸びる伸びる！30センチ定規でも測れない」

　行列のように、チーズも長～く伸びます。そのお味は…

「やわらかいカステラ生地の中に、しょっぱいチーズが入っていて、美味しいですね」（上坂アナ）

　甘さと塩気のバランスが絶妙な『10円パン』。チーズの伸ばしすぎにはご注意を！

（5月3日放送　メ～テレ『アップ！』より）