国産初のジェット旅客機「スペースジェット」の開発断念を受け、会社名から「航空機」の文字が消えました。

　三菱重工は2008年に「三菱航空機」を設立し国産初のジェット旅客機「ＭＲＪ」の開発を本格的に始め、2019年に名称を「スペースジェット」に変更しました。

　しかし開発が難航して納入の延期が度重なった末、今年2月に開発の中止を発表しました。

　「三菱航空機」は存続していましたが、25日、社名が変更され「ＭＳＪ資産管理」になりました。

　三菱重工は変更の理由について「開発や販売といったこれまでの目的を果たせなくなり、保有する資産の維持・管理が目的となるため」と説明しています。

　また「三菱航空機」のホームページは閉鎖されました。