名鉄3月期連結決算、純利益244億で増益 コロナ5類移行で旅行業回復、レジャー事業は4期ぶりの黒字 

2024年5月10日 19:02
名古屋鉄道が今年3月期の連結決算を発表し、売上高は3期連続、純利益は2期連続で増収増益となりました。レジャー事業では4期ぶりの黒字です。

 名鉄の去年4月から今年3月までの連結決算は、売上高が前年同期比で9.0%増の6011億2100万円、純利益は29.4%増の244億円で増収増益となりました。

 新型コロナの5類移行に伴って、旅行業やホテル業が回復しレジャー事業が4期ぶりの黒字となった他、通勤客など交通事業の輸送人員が増加したことなどが主な要因です。

 一方、運送事業は、燃料費の増加などを受け前年に比べ、約5割の減益となりました。

 来年3月期は、日本通運との事業統合を行う運送事業や今年3月に運賃改定を実施した交通事業などを中心に増収を見込んでいて、売上高は12.3%増の6750億円、純利益は14.8%増の280億円を見込んでいます。

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