金庫内の現金を紛失 校長は当初、市教委に報告せず 名古屋市の一色中学校

2024年5月10日 22:20
名古屋市立の中学校で、金庫に保管していた現金およそ9万円がなくなっていたことが分かりました。
 名古屋市教育委員会によりますと中川区の一色中学校で、職員室の金庫の中に保管していた、生活保護費を受給している世帯の生徒7人分の牛乳代とスクールランチ代、計9万183円がなくなっていました。

 金庫の鍵は校長と教頭が保管していて、牛乳代は4月5日、スクールランチ代は5月7日に、それぞれの支払いを担当する教師が鍵を借りて金庫を開け紛失に気付きました。

 学校は警察に被害届を提出しています。

 市教委は去年、公金の取り扱いで不適切な事案が発生した場合、速やかに報告するよう市立の学校に対して通知していましたが校長は牛乳代が紛失した時点では報告していませんでした。
 

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