「厳しい状況になった」藤井八冠がカド番に追い込まれる 叡王戦第3局

2024年5月2日 22:15
愛知県瀬戸市出身の将棋の藤井聡太八冠が2日、名古屋での叡王戦第3局で敗れ、八冠陥落の崖っぷちに立たされました。
 叡王戦五番勝負では、藤井八冠に伊藤匠七段が挑戦しています。

 2日の第3局は名古屋市の名古屋東急ホテルで行われました。

 藤井八冠の先手で始まり、終盤のせめぎ合いを制した伊藤七段が146手で勝利し、連勝。タイトル奪取に王手をかけました。

伊藤七段
「直前は負けがありそうな気がしていたんですけど、秒読みに入ったあたりは、こちらにも手段がありそうな気もしていました」

 藤井八冠がタイトル戦で後のない、カド番となるのは初めてのことです。

藤井八冠
「星取りとしては、厳しい状況になってしまったかなと思います。カド番になってはしまいましたが、やることは変わらないので、第4局をしっかり準備して頑張りたいと思います」

 第4局は31日に千葉県柏市で行われます。
 

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