愛知県知事へのリコール署名偽造事件で事務局長の男が控訴「地裁判決は事実誤認」

2024年5月7日 17:00
愛知県の大村知事のリコール運動をめぐる署名偽造事件で、1審で執行猶予付きの判決を受けた団体の事務局長の男が控訴しました。
 起訴状などによりますと、リコール活動団体の事務局長田中孝博被告(62)は2020年すでに有罪が確定している次男などと共謀し、佐賀市内でアルバイトを使って有権者71人分の署名を偽造した罪に問われています。

 1審で名古屋地裁は懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しましたが、田中被告は7日付で控訴しました。

 田中被告は「地裁の判決は事実誤認で、高裁で改めて、書き写し作業の合法性や証拠収集の違法性などを主張する」としています。
 

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