リニア工事の残土受け入れ 岐阜県御嵩町がJR東海との協議を一時中断へ 隣の瑞浪市での水位低下を受け

2024年5月17日 06:30
岐阜県御嵩町で計画されている、リニア中央新幹線のトンネル工事に伴う残土の処分地について、町はJR東海との協議を一時中断すると明らかにしました。

メ~テレ(名古屋テレビ)

 JR東海は残土の処分地を、御嵩町内に2カ所設置する計画で調整を進めていましたが、候補地に国の重要湿地が含まれるなどの懸念もあり、御嵩町は汚染のない「健全土」の受け入れについて、JR東海と今月14日から協議を始めていました。

 しかし、トンネル工事が行われている瑞浪市で、複数の井戸やため池の水位が低下している問題を受け、御嵩町は協議を一時中断するとJR東海に通知したということです。

 今後、御嵩町でもトンネル工事が行われる予定のため、井戸水を利用する町民の不安を払拭する必要があるとしています。
 

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