2日、名古屋で行われた将棋の叡王戦。藤井聡太八冠が、あの懐かしのケーキを再び注文しました。

　対局の行方とともに、気になるのが勝負めし！叡王戦は、主催が不二家であることからおやつが注目を集めています。

　1日の前夜祭で、藤井八冠は──

「叡王戦では、不二家から対局時のおやつを提供していただき、それを選ぶことも楽しみのひとつとなっています。大きな1局になりますが、糖分補給で1局を通して集中したいと思っています」（藤井聡太八冠）

　2日、午前のおやつに選んだのは──

　藤井八冠が「コロコロしばちゃん」と「アイスレモンティー」。
　伊藤七段がシュークリームの「金と銀」と「アイスティー」でした。

　実はこのコロコロしばちゃん、藤井八冠が初めて叡王のタイトルを獲得した2021年9月の叡王戦第5局で注文して以来、3年ぶりのチョイスです。

　さっそく、名古屋市内の不二家に向かうとケーキを注文する女性が。購入したのは、「コロコロしばちゃん」でした。

　早くも、藤井八冠が食べたおやつを買い求めるお客さんの姿がありました。

「毎回棋士が食べたおやつは大変注目されているので、あすは忙しくなると思います」（西洋菓子舗不二家　吉岡和美さん）

　　また、おやつと並んで気になる昼の勝負めしは、和・洋・中の8種類が用意されました。

　ホテルの総料理長のイチオシしは──

「おすすめは焼きカレー。どれを選ぶか当日のお楽しみかなと思っています」（名古屋東急ホテル　前島浩行総料理長）

　2日、藤井八冠が選んだのは、まさにその「名古屋コーチン入りスパイス焼きカレー」でした。

　実は、以前もこの会場でカレーを選んでいた藤井八冠。

「カレーが好きだと話は聞いているが、同じようなものだと飽きてしまうから、違う視点から焼きカレーを作ってみました」（前島　総料理長）