春の褒章の受章者が発表 東海3県では64人と2つの団体が受章

2024年4月28日 12:18
春の褒章の受章者が発表され、東海3県では64人と2つの団体が選ばれました。

 東海3県で受章したのは、愛知県が31人と2つの団体、岐阜県が16人、三重県が17人です。このうち三重県鈴鹿市の伊勢型紙職人、坂哲雄さん(80)が、黄綬褒章に選ばれました。

 坂さんは65年にわたり、着物を染める際に柄をつけるための型紙、伊勢型紙をつくっています。

 坂さんが得意とするのは小刀と定規を使って細かな縞模様を彫る縞彫りという技法です。

 「びっくりしました。まさかと思っていたので嬉しく思いました。この仕事を通じてやっと認めてもらえたのかなと思っています」(坂哲雄さん)

 坂さんは伝統を継承するために後継者の育成にも力を入れたいと話しています。

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