オンブス6

オンブズ6 とは

メ~テレには、視聴者から寄せられた人権侵害や報道被害に関する問い合わせや苦情、批判に対して迅速に対応し、報道・制作の現場等に意見を述べるための第三者機関「オンブズ6」があります。
「オンブズ6」は、視聴者の皆様からの苦情に対応するだけでなく、人権侵害や報道被害に関し第三者の立場で放送に目を光らせ、被害が生じた場合は、社会通念や放送基準、各種法令に基づいてオンブズ的機能を果たしています。「オンブズ6」の「6」は、メ~テレのデジタル放送のチャンネル番号を表しています。

「オンブズ6」の委員は、大学教授の音 好宏氏、弁護士の松隈 知栄子氏、会社社長の九鬼 綾子氏に委嘱し、定期的に会合を開催するとともに、状況に応じて随時、社員及び社外スタッフ等に人権や放送倫理に関しての意見を述べて頂いています。

放送団体では、人権侵害や報道被害に関しては、放送と人権等権利に関する委員会が対応していますが、メ~テレでは、基本的人権を守り、正確で公正な放送をする立場から、より迅速かつ積極的、自主的に対応することが必要と判断して、2002年にオンブズ6を設置しました。

メ~テレの「オンブズ6」は、独自のもので、法的に設置されたものではありませんが、近年の捏造問題に端を発し、放送局に、より一層の自浄能力が求められる中、放送倫理の監視と是正勧告の意味を持つこの機関は、非常に重要な意味をもつものと位置付けています。

「オンブズ6」から指摘を受けた問題等は、随時、このホームページで公開します。

オンブズ6 近況

第46回 2017年4月6日(木)

BPO委員会決定に対する組織としての対応

議事概要

  • 2017年2月、NHKのSTAP細胞特集に関してBPO放送人権委員会が「勧告」として名誉毀損の人権侵害が認められる決定をくだした。これに対してNHKが意見表明、放送局側とBPOの意見が対立した。BPO決定に対して、放送局の組織としての対応のあり方について議論。

オンブズ6の意見

  • 「BPOの決定が出ると現場は萎縮する」という意見があるが、本当に萎縮するのか。仮にメ~テレが同様のケースに直面した場合、オンブズ6という組織を持っているのでBPOと意見が違うことは十分起こり得る。放送局の自主自律、視聴者とどう向き合うかに関る問題。
  • NHKが意見表明したことを、放送事業者は重く受け止めるべきだ。BPOと放送局とで意見が分かれることもあり得る。今回のケースが、次のステップを考えていく機会になればよい。
  • 視聴者の立場から考えると、放送に関する人権のチェック機関はあるべきで、いい緊張感が生まれていると思う。BPOの意見に対して放送局が意見表明できるような空気になっていった方が健全だと思う。

放送は萎縮しているのか?~BPOシンポジウムの議論をもとに~

議事概要

  • 2017年3月、BPO放送倫理検証委員会の記念シンポジウムが開かれた。テーマは「放送の自主・自律~放送と放送人、そしてBPOのあるべき姿を考える」。パネルディスカッションでは、放送局の萎縮の問題に話題が集中した。

オンブズ6の意見

  • BPOで出た決定に対して、放送局は番組審議会で確認をするのがよいのではないかという発言があった。放送局がBPOの意見を受けるだけでなく、放送局が自ら目の前の問題とどう向き合うのかということを考えられる状況にしておかないといけない、という問題意識が感じられる発言だった。
  • 視聴者か、権力か、何に対する萎縮なのか。権力に対して忖度や自粛をして当たり障りのない放送をしてしまうことがあれば大きな問題。公権力に対する萎縮がもしあるとすれば、放送局として排除していって欲しい。
  • 放送内容が視聴者の意見や空気に対して忖度されているところも少なからずあると思う。クレームをいう人が必ずしも多数派ではないこともある。クレームがないようにという放送局の配慮によって、視聴者として本当に知りたいことが放送で伝えられなくなるのでは、という不安がある。

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