名古屋テレビ 放送番組審議会だより

このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時35分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。

<2010年6月分>

第515回 名古屋テレビ放送番組審議会

開催日
平成22年6月9日(水) 15:30~17:00
委員
  • 委員長: 谷川憲三
  • 委員:北村明美・和田伸一郎・伊藤範久・松浦好治・関口敦仁

議事の概要

(1)業務報告

  • 社長挨拶(第63期決算取締役会報告ほか)(荒木社長)
  • 第78回系列放送番組審議会委員代表者会議について(谷川委員長、事務局)
  • 「第16回PROGRESS賞」エントリーについて(事務局)

(2)審議テーマ

  • 審議『BOMBER-E』6月1日(火)25:25~放送分
  • その他
会議の風景

委員の主な意見です。

  • 地域密着型の音楽番組として楽しい番組。
  • この地域の音楽番組は少なく、しかもスタジオライブというのは珍しく、評価できる。
  • 名古屋の音楽シーンは、全国的に見ても特徴があり、それを取り上げるのは面白いのでこれからも続けて欲しい。
  • 深夜見ている若い世代の意識に合わせて演出されており、好感が持てる。新しいミュージシャンの情報が提供されているのは良い。
  • 長寿番組として若者に認知されているのではないか。
  • 世代の差は感じたが、今回の出演者の曲は気持ちよく聞けた。
  • テレビとウェブとの連動を実験的にやっており、今後のテレビが歩むべき方向性を示している。
  • プロモーションをうまく利用しており、このパターンは他に応用が利くのではないか。
  • もう少しOA曲を増やし、ライブ感、ライブ場面を出した演出が欲しい。
  • 後半がどこまでが番組で、どこからCMなのか区別がつかない。
  • 全体を通しての番組の特徴が確立されていない。MCの使い方に工夫が欲しい。
  • 男性MCの持ち味が出し切れていない。
  • メジャーな出演者にも関わらず、放送時間が遅すぎる。

などのご意見が出されました。

局側は

  • 2005年の放送開始以来、5年が経過し、長寿番組となっている。スタジオでのライブ収録は、この地域では唯一の形式。視聴者の方々にメ~テレのスタジオまで足を運んでいただくことによる局イメージのアップ、音楽業界とのネットワークの構築、ケータイサイトへの誘導による会員増などを狙っている。
  • この番組を通して少しでも音楽というものが視聴者に伝わり、また音楽を目指そうとしている人たちが、この番組を見てこの地から活動したいというきっかけになれば良い。
  • スタジオライブの臨場感の表現は、テレビの永遠のテーマであるが、毎回模索していく。
  • 地域の文化発信、流行発信ということもやっていかなければならないので、プロモーション以外のところを提案し、さらに進化するための形を探っていきたい。

などと答えました。

(3)次回開催予定

次回の放送番組審議会は平成22年7月14日(水)午後4時00分~
審議テーマは6月26日、7月3日(土)24時30分~放送『スポケン!』についてです。