Spoken!

放送内容

2020年7月24日放送分

異例尽くしの特別な夏!高校野球1時間SP

カテゴリー:野球


史上初、春夏甲子園大会中止が決定してからおよそ2カ月。誰も経験したことのない特別な夏を過ごしている球児たちに迫りました!
昨年に引き続き、ゲストは「熱闘甲子園」で長年キャスターを務められた長島三奈さん。高校球児永遠のお姉さんである三奈さんとともに東海3県の注目校をチェック!球児たちのイマをお伝えしました。

番組では、まず中京大中京(愛知)と県岐阜商(岐阜)を紹介。両校とも春のセンバツの代替大会である甲子園交流試合に出場することが決まっています。甲子園の魅力について「泣いたことも負けたことも誇れる場所」と語ってくれた三奈さん。
甲子園という大舞台で特別な力を発揮する球児や、人生が変わる経験をした球児など、様々な球児たちを取材してきた三奈さんならではのコメントに出演者も頷くばかり。
両校が甲子園で試合ができるのは1試合ですが、それでもその後の人生に「夢や希望を与えてくれる」、そんな甲子園でプレーできることは、球児たちにとって何事にも代えがたい体験だと話していました。

今回の収録には、新人アナウンサーの小松﨑花菜アナと西尾菜々美アナが参加。2人は球児とともに夢を追いかける女子マネージャーを取材しました。
西尾アナが取材したのは山県(岐阜)の『アオハルを高校野球に捧げる女子マネージャー』。周囲が女子高校生らしいスクールライフを送る中、早朝にグラウンドへと出かけ、草むしりを行うなど、生活のすべてを高校野球に捧げる姿は「アオハル」そのものでした。
小松﨑アナが取材したのは享栄(愛知)の『家族の強い絆で結ばれた女子マネージャー』。両親を甲子園に連れていきたいという思いから強豪校のマネージャーになった女子高生の思いに迫りました。

この他にも、今年硬式野球部が新設された神村学園伊賀(三重)と人口減少の影響により今年度で閉校となる新城(愛知)、始まりと終わりを迎えた野球部の物語を紹介。
また愛工大名電(愛知)の寮母さんやいなべ総合(三重)の熱血監督といった球児を支える側の人たちにも焦点を当てました。

番組最後には、独自大会開催のウラ側に密着。さまざまな難題を乗り越え、開催へとこぎつけた愛知県高野連の先生方を紹介しました。夏の風物詩ともいえる高校野球のために、そしてその主役である『球児のため』に奔走する大人たちを追いかけました。

『多くの人の生活の一部、人生の一部となっていること』が高校野球の魅力だと語った三奈さん。来年は、球児全員が甲子園出場・甲子園優勝を目標にして戦える、そんな日々になっていることを祈っています。