火村直哉ひむらなおや
戸塚祥太(A.B.C-Z)
喧嘩に明け暮れて何度も補導された元ヤンキー。仲間を守るために相手に大怪我を負わせてしまい、保護観察処分となる。以来面倒をみてくれる木材店社長の強い意向で、定時制高校に通うことになる。
争いごとというか、手がすぐ出ちゃうタイプの人間(役)で、中学を卒業してからまともに教育を受けずに、ケンカに明けくれた日々を送ってきた、という設定です。
ある人に拾われて材木屋さんでのバイト生活を送っていたある日、20代後半でまた傷害事件を起こしてしまい、ついには執行猶予4年、保護観察処分になり、その後、身元引受人のもとで生活をするのですが、それでもまたトラブルを起こしてしまい、そこで更生のための賭けとして、定時制の高校に通うことになった、という一番の問題児ですね。
水野真二郎みずのしんじろう
五関晃一(A.B.C-Z)
副担任教師。
教師になるために努力してきたが空きが出ず、バイトをしながらしのいできた。
学園ドラマの教師役に憧れており、様々な学園ドラマの教師の真似をする。だがマニアックなのか、古いからなのか、微妙に似てないからなのか、大体伝わらない。
そもそも教師というものにすごい夢をもっていて、やっと夢叶ってこの定時制の高校に教師として来て、この3人がいるクラスの副担任になるんですよ。僕は夢と熱意をもって来ているので、その熱意の結果、いろんな作品の「教師と言われたらこの人!」っていう人をやりはじめるんですよ。ものまねをしだすんです。だから撮影で1週間くらいラグビーをやってるときもあって、本来の水野役が一番少ないです。全然水野やってないです(笑)
空田公平そらたこうへい
塚田僚一(A.B.C-Z)
中学三年生の時、大病をして高校に進学できなかった。その後必死にリハビリに励み、成人する頃には普通の生活を送れるまで回復した。
退院後に幼馴染のシングルマザーと結婚するが、妻が急性心不全で亡くなってしまう。以来、男手一つで娘を育てている。その娘の勧めもあり、定時制へ入学することを決意。青春をやり直そうと、学ランで通っている。
既婚者だったんですけど、あることがきっかけで今は一児のシングルファーザー。プライベートで、昼間は配達員、夜は定時制高校の学生。結構色々詰め込んで、自分が経験したことないことばかりなので、かなりハードルは高いのですが、やりがいはあります。
地井誠ちいまこと
河合郁人(A.B.C-Z)
担任教師。
生徒たちに対してドライで教育熱心ではない。教師を仕事として割り切り、淡々と授業を行っていく。授業も教科書に沿ったテンプレート。授業が終われば、さっさと帰る。
あまり生徒とコミュニケーションを取らず、一定の距離を置いている。
僕と五関は先生役なんですけど、全然タイプが違う先生で。僕の場合ちょっと色々過去に…。僕のせいじゃないんだけど、僕のせいで起きてしまった過去があったりとか。見ていくとだんだんと複雑な部分が出てきて、一番感情がない役です。基本、無ですね。その冷めた先生がどう変わっていくか。僕だけじゃなくてみんなの役それぞれがだんだん成長していって進化していくので、大人になっても変われるんだっていうのが分かると思います。
風間翔かざましょう
橋本良亮(A.B.C-Z)
父親は院長。兄も医者。 常に優秀な兄と比べられたため、高校時代に引きこもりになり中退。 父と顔を合わせたくないので、定時制に通っている。
他人とコミュニケーションを取る事が苦手で、うまく話すことができない。 勉強は人並み以上にできるが、それを発表できない。
引きこもりの役なんですけど、めちゃくちゃ太ろうかめちゃくちゃ痩せようか、どっちか迷いました。でも痩せた方が違う仕事にもできるから、融通利くかなと・・・(笑)
ずっとゲームしてる役です。全く喋らないので、撮影始まって1週間ほど経って、はじめてピンマイク付けたくらいです (笑)定時制に通うことになって、だんだん周りの助けもあり少しづつ喋れるようになっていきますので、その変化も見て欲しいです。
あと、自分の家が大金持ちの役で、風間家で撮影したときに、すごい豪邸でびっくりしました。でも自分の部屋はめちゃくちゃ汚いんです。掃除もしてないし。引きこもりだからお母さんにも兄ちゃんにも会ってない…。だけど芝居してるときに、あっ、こういう生活いいかもって思っちゃって。共感する部分もあるのかもしれないです(笑)。
グエン・ギャン・ミャンぐえん・ぎゃん・みゃん
鈴之助
工場で働いているベトナム人。日本人以上にことわざなどに詳しい。給食を山ほど食べる。稼いだ金のほとんどを故郷に仕送りしていて、いつかベトナムに学校を建設するのが夢。
沖田莉奈おきたりな
森田想
弟が作った借金を肩代わりしており、どんな事をしてでも金を稼ぐと決めている。弟の借金を返し終わったら介護士になるために、高校卒業の資格が必要で定時制に通っている。
谷部譲治やべじょうじ
宇梶剛士
火村が働く木材店の社長。定時制に通う事を勧める。
というのも谷部自身、高校中退で最終学歴は中卒。そのため社会人になり、かなり苦労してきた。それでも必死に働き、会社を興した。その苦労を火村にさせないため、定時制を勧める。
片山昭三かたやましょうぞう
渡辺哲
定年退職し、苦手な漢字を学び直すために入学。
何かというと「戦争の頃は」と昔話をするが、終戦後に生まれているため、戦争を経験してない。
図書室の司書さん
鈴木ちなみ
轟高校の図書室を管理する。図書愛に満ちた眼差しで生徒たちをあたたかく見守る。
用務員さん
濱口優(よゐこ)
轟高校の様々な業務をマルチにこなすため神出鬼没。積極的に生徒や教師とコミュニケーションをとり、時にウザがられるが気にしない。
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