竹田 基起

PROFILE

三度の飯と
「本」が好き

聖火が街にやってきた

4月3日から、東海三県を聖火が駆け抜けました。
岐阜・中津川市の馬籠宿をスタート。愛知では大都市・名古屋を走り、三重が誇る世界遺産・熊野古道の熊野市でゴールしました。
スタートの馬籠宿などに取材に行きましたが、印象的だったのは沿道のみなさんの笑顔でした。
ともすればすぐに暗い気持ちになってしまいそうな今にあって、聖火の真っ赤な炎は見る者の心に明るい火を灯してくれていたような気がします。


岐阜のスタートランナーを務めた竹下景子さん


鳥羽市を走ったドデスカ!コメンテーター小椋久美子さんは「感染対策をとって、ぐっとおさえながら喜んでくれていた」と話し、
松阪市を走った浅尾美和さんは「静かな応援が感動を与えてくれた」と話していました。
みなさんそれぞれが観覧ルールを守っていたことがわかります。
市街地では密になる場面もたしかにありました。
それでも、本番直前に観覧スペースを広げる対応をとるところがあるなど、臨機応変な感染対策をとっている場面もありました。


久美子さんが実際に使ったトーチをスタジオに!


聖火は7月23日の東京オリンピック開幕に向け、この後も日本各地を回ります。
東海三県を含めこれまでに出た課題などをクリアしていき、さらなる対策をとって聖火が無事につながることを、取材をした一人として、燃える炎を目の当たりにした一人として心か願います。

だって、これほどまでに人々を笑顔にできるものは、今の日本にはないでしょうから・・・。