ドラゴンズの一時代を築き上げた男・吉見一起投手が
今、現役選手に伝えたい「論(セオリー)」とは?

今シーズン8年ぶりのAクラスに返り咲いた中日ドラゴンズ。
そんな飛躍の年にエースとしてチームを支えてきた吉見一起投手が現役引退を決断した。
プロ15年間で通算90勝、5年連続2桁勝利を達成するなどドラゴンズの一時代を築き上げた男の野球人生。真摯に野球に取り組む姿勢はまさにプロフェッショナルそのものだった。
そんな吉見投手が今、現役選手に伝えたい「論(セオリー)」とは?
さらに恩人だと言うレジェンド・谷繁元信さん(元中日ドラゴンズ監督)との対談も実現! バッテリーの間にあった懐かしいエピソードも交え、豪華対談3本立てで年末に相応しいスペシャル企画をお届けします。

吉見一起氏(36)

元中日ドラゴンズエース。2020年シーズン限りで現役引退。プロ通算90勝をマークし一時代を築いた。

大野雄大投手(32)

現中日ドラゴンズエース。沢村賞受賞投手。最優秀防御率(2年連続)、最多奪三振のタイトルを獲得。

祖父江大輔投手(33)

セットアッパー。福敬登投手、R.マルティネス投手と「ダイフクマル」トリオで勝利に貢献、最優秀中継ぎ賞を受賞。

谷繁元信氏(49)

元中日ドラゴンズ監督。現役時代には吉見とのバッテリーで優勝に貢献、通算3021試合出場は日本プロ野球記録。

アレックス・ラミレス氏(46)

元横浜DeNA監督。現役時代、吉見と何度も対戦。NPBでは外国人選手初の2000本安打を達成。

中日ドラゴンズの新旧エース対談が実現!2010年オフにドラフト1位で大野雄大がチームに入団し、その後は自主トレを共にするなど多くの時間を過ごし、師弟関係となっていった二人。吉見がチームを去った今だからこそ、伝えたい「エース論」とは —

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