
デジタル媒体を通じて視聴者にエンタメを届ける
森川 千秋
※肩書はインタビュー当時のものです
学生時代はどんなことに取り組んでいましたか?
大学では素粒子宇宙物理学を専攻し、特に近傍宇宙について学びました。観測データをもとに、太陽と地球の間でどのような物理現象が起きているのかをテーマにした研究を行っていました。学業以外では、劇団を立ち上げた経験があります。中高時代は演劇部に所属しており、大学に入学した際に元々一緒に演劇をやっていた仲間と劇団を立ち上げて活動したり、アルバイトで舞台照明の仕事をしたりしていました。
テレビ局やメ〜テレを志望した理由を教えてください!
演劇に関わった経験から、「人に楽しんでもらえるものをみんなで作りたい」と感じていました。さらに、理系としてのデータスキルや知識も活かせるのではないかと思い、テレビ局の技術職を志望しました。その中でもメ~テレは、技術採用において技術系の部署に限らず、様々な部署に配属されて活躍していると聞き、志望度が高まりました。そもそも地元がこちらなので、地元就活という軸もありましたが(笑)。

担当している業務を教えてください!
主にデジタル媒体の運用とデータ分析を担当しており、大きく分けて2つの業務があります。
1つ目はウルフィアプリの運用です。アプリの改修、管理、企画の立ち上げなど、すべてを担当しています。例えば、アプリ内コンテンツ「ウルフィ日記」については、機能の追加や企画の立ち上げも私が担当し、実際にどのような絵を用いるとユーザーに喜んでいただけるかを考えながら日々運用しています。
2つ目はデジタル配信業務です。TVerやLocipo(在名5局合同の配信プラットフォーム)に自社コンテンツを配信しています。特にLocipoでは、配信するだけでなく、より多くのユーザーにLocipoを使ってもらうための施策や、配信のための番組制作にも関わっています。配信強化番組を作る際は、企画書が我々のもとに集まり、それを選ぶところから始まります。まさにデジタルの編成部ですね。去年配信した「かわいいにむちゅ♡」も配信強化番組で、実際にSNSでの広がりや配信再生回数など、デジタル面の成果が社内でも高く評価されました。今後も続編を制作予定で、皆様にデジタル配信をより楽しんでいただけるような新企画も考えています…!(乞うご期待)
その中で理系の知識がいかせた仕事はありますか?
私は大学の専攻が工学・IT分野ではないため、直接業務に役立っていることはありませんが、データ分析の観点では活かせているのではないかと感じています。配信やアプリなどのデジタル業務ではデータを扱う機会が多く、またマーケティング業務も担当しているため、大学で研究をしていた経験があってよかったと思います。
ちなみに、私のようにIT知識がなくプログラミングができなくても、やる気さえあれば技術業務やデジタル業務を問題なく担当できます。以前、データプラットフォームの構築とカスタマーマーケティングを行うにあたって、業務として半年ほど講習を受けたこともありますし、必要があれば会社からさまざまなサポートがあります。それでも分からないことがあったときは、周りの人に頼ることもできます。即戦力でなくても、向上心があり、学ぶ気持ちがあれば、様々な仕事にチャレンジできる環境だと思います。

この仕事の魅力を教えてください!
デジタル担当者が、データを集めて分析するだけでなく、実際の企画を立ち上げて実行するところまで担当できるのが魅力です。例えば、アプリ内のコンテンツ1つをとっても、反応がダイレクトに返ってくるため、自身の中でPDCAを回すことができます。大きな会社では、データ担当者は分析してデータを読むところまでが仕事だと思いますが、その先の企画設計から実行まで自分たちで行える点は面白く、大変ですがやりがいを感じています。
また、ユーザーの細やかな反応がわかるところも魅力の一つです。デジタル媒体はユーザーのコメントやデータ・行動を細かく見ることができるので、個人的には地上波の業務よりもわかりやすいのではないかと思います。必要なデータがなければ、Locipoもアプリも改修すれば良いですし(笑)。イベントなどでユーザーの方と実際にお会いする機会もあります。
一番印象に残っている仕事を教えてください!
2024年ドデ祭でのアプリスタンプラリー企画です。入社時から関わりはありましたが、2024年のドデ祭では自分が主担当となり、企画から運営までをすべて担当しました。スタンプラリーに使用した「ウルフィ日記」の機能も私が搭載したもので、思い入れがあります。アプリを開いてすぐにウルフィのかわいいイラストが見られるところやボタンの配置など、ユーザーが使いやすいように様々な工夫をしています。
また、特に印象に残っているのは、当日ドデ祭に来場した方々の反応です。データ上ではどんな年齢・性別の方が集まっているのか把握していましたが、ドデ祭で実際に顔を合わせ、皆さんの反応を見ることができ、客層の解像度が上がったと感じました。

今後の目標や思い描く未来をお聞かせください!
今後の目標は、自分たちが活用しているデータを番組やイベントと連携させて活用していくことです。現状、私たちが取り扱っているすべてのデータが番組作りやイベントに生かされているわけではありません。もちろん、現場で番組・イベントを作っている方々は、こちらにどんなデータがあるかを把握していないですし、自分たちもどのような形で現場にデータを持ち込むべきか、まだ最適解が見つかっていません。
少なくとも、データのレポートだけを送っても、それを実際に反映させるのは難しいことはわかっています。例えば、データを反映した企画の形で持ち込むなど、データを実際の制作現場にどう落とし込むかを検討し、デジタル媒体とデータを番組やイベントにより活かしていくことが今後の目標です。
就活生へ一言
自分のワクワクするものや、好きなものを大切にして頑張ってください!