開局55周年記念番組 メ~テレドラマ 名古屋行き最終列車2018

毎週月曜 深夜0:20~

音楽

名古屋行き最終列車ついにオリジナル音楽制作
音楽もmade in NAGOYA!

 音楽効果を担当する女子です。名古屋行きの音楽を当初から付けておりますが第6弾にしてついにオリジナル音楽を作りました!今回はその制作の裏側をちょこっとお伝えしたいと思います!
 お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回の『名古屋行き最終列車』の劇中の音楽は、名鉄のミュージックホーンをモチーフとしたオリジナル楽曲となっております。
本ドラマは非常に音楽が多い作品です。
さらにいろいろなテイストのお話があるので、楽曲のバラエティも多数必要となり、作曲を担当していただいた大坪彰彦氏には、このドラマのためだけに、40もの楽曲を作っていただきました。
様々なジャンルの楽曲にミュージックホーンがちりばめられていますので、劇中、あのおなじみのメロディーが何回出てくるか是非探してみてください。
レコーディングの様子をご紹介します。

まず最初はstudio Mutecさんでのギターレコーディング

studio Mutecさんでのギターレコーディング

エレキの力強い音色から、アコースティックな優しい音色、渋い音色まで幅広い演奏をしてくださいました。
第5話の玲奈ちゃん回の内山君のお母さん登場シーンに使った音楽はまさに超絶技巧のギター演奏です。

続いて碧南エメラルドホールをまる1日貸切にして行ったオーケストラレコーディング

碧南エメラルドホールをまる1日貸切にして行ったオーケストラレコーディング1

碧南エメラルドホールをまる1日貸切にして行ったオーケストラレコーディング2

碧南エメラルドホールをまる1日貸切にして行ったオーケストラレコーディング3

碧南エメラルドホールをまる1日貸切にして行ったオーケストラレコーディング4

碧南エメラルドホールをまる1日貸切にして行ったオーケストラレコーディング5

ホールでは10曲をレコーディングしましたが、ギリギリまで楽曲の試行錯誤を重ね、10曲目が出来上がったのはレコーディング当日の早朝4時。
それから超高速で各楽器のパートの譜面におこしてもらい、演奏家の方々にはほぼ初見で演奏を行っていただきました。
が、初見とは思えない素晴らしい演奏!
音楽に命が吹き込まれる瞬間に立ち会えた感覚でした。

コントロールルームからの音の変更や、演奏のニュアンスの指示にも迅速に対応!さすがプロの演奏家さんです!

コントロールルームからの音の変更や、演奏のニュアンスの指示にも迅速に対応!さすがプロの演奏家さんです!

フルートがキーとなる回のためだけのジャズフルートのレコーディング

フルートがキーとなる回のためだけのジャズフルートのレコーディングや

特殊な奏法のフルート録音

詳しくは言えませんが、特殊な奏法のフルート録音も行いました。

今回、楽曲の制作に携わって頂いた、作曲家、エンジニア、演奏家のほとんどが名古屋で活動をされている方々です

今回、楽曲の制作に携わって頂いた、作曲家、エンジニア、演奏家のほとんどが名古屋で活動をされている方々です。
劇中の舞台だけでなく、音楽からも『メイドイン名古屋』を感じていただけると嬉しく思います。

名古屋行き最終列車 音楽効果担当
東海サウンド 村上 祐美