
51年前に三重県名張市で発生した「名張毒ぶどう酒事件」。
毒物入りのぶどう酒を飲んだ5人の女性が死亡するという凄惨な事件だ。
逮捕・起訴され死刑が確定している奥西勝死刑囚は現在86歳。
半世紀に渡り無実を訴え、裁判のやり直しを求め続けてきた。
第7次となる再審請求では、いったん名古屋高裁が再審開始を決定したが、検察側の異議申し立ての結果、名古屋高裁の別の裁判官が、その決定を取り消した。
その後、最高裁は「いまだ事実は解明されていない」として審理を名古屋高裁に差し戻し、現在に至る。
25日午前に、紆余曲折を経た差し戻し審の結論が名古屋高裁から出される。
再審を認めるか、認めないかの歴史的な決定だ。
裁判所の判断の結果とその理由を詳しく解説するとともに、奥西死刑囚の支援者・検察・事件現場の地元など関係者の反応を多角的に伝える。